暮らしとともにあった香り

週末、和精油ベーシック講座のレッスンでした。

後半はヒノキから。

ヒノキの香り、と聞いて
香りがしなくても

あぁ~こんな香り、とイメージできるヒノキ。

同じヒノキ科のジュニパーベリーは
どうでしょう。

学ぶ以前から、その香りがどんな香りか
イメージできたでしょうか。

 

ヒノキは私たちにとって
命を守ってきた植物。

それゆえに、香りを嗅ぐと安心感があります。

そして、どんなイメージが浮かびますか?と聞くと
ヒノキ風呂、というお声をよくいただきます。

こんなところから清潔感、というキーワードも出てきます。

一方で、日本人ならみんなその感覚だろうと思いきや
そうでもないことも。

そのヒントは、緯度。植物の生育地に関係があります。

 

和精油の香り=植物は
わたしたちの暮らしとともにあった香り。

ヒノキにしても、スギにしても。

味噌や酒、しょうゆ樽はスギが使われていますし

教材のひとつにお線香を用意したのですが
お線香の材料もスギ。

今回の生徒さんから、コウヤマキ風呂のお宅があるとかで
なんて贅沢!と思ったのですが

コウヤマキもそう。

そして、ユズも。冬の時期には欠かせません。
ユズ湯に、またお鍋など食品として。柚子のキーワードはホーム。

クスノキはこの辺りではあまり見かけませんが
もう少し南へ行くと、ご神木に。

月桃は沖縄の人にとっては
なじみのある植物。

以前受講いただいた生徒さんに

ムーチーの香り、と
おっしゃっていただいたことがあります^^

 

蒸留は最近になって始まったことではなく
以前から行われていました。

それは、目的をもって取られていた、ということです。

そんな歴史的背景も交えながら
2回に分けて10種類の和精油をお伝えさせていただきました。

 

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