わたしにとっての「占い」とは。

2023年の1月から占星術を学び始め、
昨年の5月からはタロットも学んでいる。

それ以前のわたしは、12星座すら言えないくらいで、
雑誌に載っている「今月の占い」をなんとなく目にする程度だった。

ましてや、占い師さんに鑑定してもらったこともなかった。

占いを学びはじめて、2年と少し。

わたしにとっての「占い」とは…向き合い方の焦点が定まってきたので
少し書いてみようと思います。

 

自分の人生は、自分で切り開いていくもの。
アドバイスをもらうのはいいことだけど、最後に決めるのは自分。

その思いは、ずっと自分の中にあった。

占星術を学び始めた理由はいろいろあるのだけど
「自分を知るツールになる」と感じたから。

先日受講した講座でも、先生がこう言っていました。
「占いは、自分を知るために使うんです。そのためのツールなんです」と。

 

この考えのままでいられたなら、
きっと、なんの問題もなかったのだけど…

昨年、わたしのなかで変化が起きた。

ホロスコープのなかで、天王星のレゾナンスが起きていた。

学びの一環として復習していたつもりが、
気づけば、先生の言葉を借りるなら「占い脳」に
なってしまっていたのだと思う。

そうなると、惑星がどう自分に影響を与えるのか、
つい受動的に考えるようになってしまう。

つまり、「自分で決められない状態」になる。

そのことに、昨年は苦しんでいた。

 

受動的ではなく、能動的に。

昨年末、「惑星を口実に物事を決めていく」という話を聞いて、
こういう使い方、いいなって思った。

 

悩んでいるとき、人はどうしても視野が狭くなってしまう。

そんなとき、占星術もタロットも
「気づき」をくれるツールになる。

「プラスの方向に、ポジティブな方向に向けさせる」
ツールになる。

 

今は占いの方は、タロットをメインに学んでいるのだけど
「恋愛にこのカードがでたら○○」ということには、あまり関心がない。

未来は決まってない、と思っているから。

それよりも、生命の木との関係性に
とても興味を持っている。

さらに言えば、はじめてタロットカードを見たとき
「この独特な絵はなに?」と思った。

「このサイズはどうして?」「なぜこの順番なの?」

関心は、よくある占い本のような
「このカードが出たらこう読む」ということではなかった。

理解するのはかなり難しい世界だと思っている。
けれど、「自分を知るツール」として使いたくて学び続けている。

時間をかけて、ゆっくり進めていけばいい。
そう、自分に言い聞かせながら。

 

いつのころからか、こんな夢を持っている。

小さなお家を建てて、
そこには、ふらっと悩みを抱えてくる人がやってくる。

ハーブティーを一緒に飲みながら、ゆっくりと話を聞く。

その人の人生の意味に触れ、
わたしなりに感じたことを、そっと差し出す。

そしてその方が、来たときとはまったく違う、
晴れ晴れとした表情で帰っていく。

いまはまだ、アロマテラピーしか使えないけれど…

そんな、おばあちゃんになれたらいいなと思っています。

 

——

*生命の木をちょっと知るだけでタロットはこんなにおもしろくなる!

 

 

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